札幌でカウンセリングを受けてみたいと思っても、「何を話せばいいのだろう」と不安に感じる方は少なくありません。初めての方ほど、「うまく話せなかったらどうしよう」「準備していったほうがいいのだろうか」と感じるものです。
当センターでは1995年の開設以来、初めてカウンセリングを受ける方を多くお迎えしてきました。その経験からお伝えできることがあります。「何を話せばよいか」と迷うこと自体、とても自然なことです。
ここでは、カウンセリングで実際にどのようなことを話すのか、来談前によくある不安への回答も含めて、分かりやすくご説明します。
カウンセリングでは「何を話しても大丈夫」です
カウンセリングでは、特別に整理された話をする必要はありません。日常の中で感じていることや、うまく言葉にできない気持ちでも、そのままお話しいただいて大丈夫です。
- 人間関係の悩み
- 仕事や将来への不安
- 気分の落ち込み
- 理由がはっきりしない不安感
- 家族や身近な人のことが気になっている
このような内容も、よくご相談いただいています。「家族のことが気になっているが、自分のことではないから相談してもいいのだろうか」と迷われる方もいらっしゃいます。身近な方の悩みを抱えている場合も、もちろん相談の対象になります。
実際には、「何を話せばよいか分からない」という状態のまま来談される方も多くいらっしゃいます。たとえば、次のようなことから話し始める方もいらっしゃいます。
- 最近、眠れない日が続いている
- 朝起きるのがつらく感じることが増えてきた
- 仕事のことを考えると気持ちが重くなる
- 家に帰っても気持ちが休まらない
- 特に理由は分からないが、なんとなく不安が続いている
- こんな小さなことで来ていいのだろうか、と思いながら来た
はっきりとした悩みとして整理されていなくても、「少し気になること」「最近続いている状態」から話し始めていただいて大丈夫です。話しているうちに、「自分が何に困っていたのか」「何が一番つらかったのか」が少しずつ見えてくることも多くあります。
「こんなことを話してもいいのか」という心配は必要ありません。どのような内容でも、まずそのままお聞きします。
うまく話せなくても問題ありません
「何から話せばいいか分からない」という状態から始まる方も多くいらっしゃいます。カウンセリングでは、無理に話をまとめる必要はありません。カウンセラーが状況に合わせて、ゆっくりとお話をうかがいます。
実際のカウンセリングでは、たとえばこのような形で始まることがあります。
来談者「仕事のことを考えると、なんか……気持ちが重くて」
カウンセラー「気持ちが重いのですね。それはいつ頃から続いていますか?」
このような短いやり取りから、少しずつ話が広がっていきます。最初から「原因はこれで、こう感じています」と整理して話す必要はありません。
話が途切れても、沈黙があっても、それは問題ではありません。精神保健福祉士の国家資格を持つ担当者が、それぞれのペースに合わせて対応しています。「うまく言葉にできない」「途中で何を話そうとしていたのか分からなくなった」と感じることもありますが、それも自然なことです。その場で思いついたことを少しずつ話していただければ大丈夫です。
初回のカウンセリングでは、これまでの状況や今感じていることをお聞きしながら、今後どのように進めるかを一緒に確認していきます。「何を話せばいいのか」を事前にきちんと準備しておく必要はありません。
話したくないことは、話さなくて大丈夫です
カウンセリングに来る前に、「過去のことを根掘り葉掘り聞かれるのではないか」「話したくないことまで言わなければいけないのか」と心配される方がいらっしゃいます。
その心配は必要ありません。
カウンセリングは、話したくないことを無理に引き出す場所ではありません。話す内容は、来談された方自身のペースで決めていくものです。「このことはまだ話したくない」と感じることは、そのままにしていただいて構いません。
また、セッションの中でお聞きした内容は、原則として第三者に開示されることはありません。プライバシーを守ることは、カウンセリングの大切な前提です。安心してお話しいただける場を大切にしています。
「話せる範囲から、少しずつ」で大丈夫です。
泣いてしまっても、感情が出ても構いません
「感情的になってしまったらどうしよう」「泣いてしまうかもしれない」と心配される方もいらっしゃいます。
カウンセリングでは、感情が出てくることは珍しいことではありません。話しているうちに、ずっと抑えてきた気持ちが自然と出てくることがあります。それは、少し安心できたときに自然に起こることでもあります。
泣いてしまっても、声が詰まっても、言葉が出なくなっても、それで構いません。感情を「うまくコントロールして話す」必要はなく、その場に出てきたものをそのままにしていただいて大丈夫です。
「感情的になってしまい泣いてしまって申し訳なかった」とおっしゃる必要もありません。
初回に何か準備しておくことはありますか?
特別な準備は必要ありません。
ただ、「気になっていること」「最近感じていること」を、来る前に少しだけ頭の中で整理してみると、話しやすいと感じる方もいらっしゃいます。思いついたことをメモ帳に走り書きしてくる方や、「今一番気になっていることは何か」だけ考えてくる方もいらっしゃいます。
もちろん、それも必要ありません。「とにかく来てみた」という状態で来られる方も多くいらっしゃいます。
初回のカウンセリングでは、まず状況をお聞きすることから始めます。「何を準備するか」ではなく、「今日来てみた」という一歩が、すでに大切な出発点です。
料金や初回相談の流れについては、下記のページでご確認いただけます。
→ カウンセリング料金・初回相談のご案内
カウンセリングは「整理の時間」でもあります
話しているうちに、気持ちや考えが少しずつ整理されることがあります。
頭の中でずっと繰り返していた不安や悩みを、外に出して言葉にしてみることで、はじめて全体像が見えてくることがあります。たとえば、最初は「なんとなくつらい」としか言えなかったことが、話していくうちに「仕事の場面で強く緊張している」「家族に気を使いすぎて疲れている」といったように、少しずつ輪郭を持って見えてくることがあります。
- 自分の気持ちに気づく
- 考えが整理される
- 少し気持ちが軽くなる
これらは、「何か特別なことをした結果」というより、「安心して話せる場で、自分の言葉を声に出した」ことによって自然に起きる変化です。
また、初回のカウンセリングで「少し気持ちが落ち着いた」「頭の中が前より整理された」と感じる方もいらっしゃいます。継続していく中で、自分の考え方の傾向や、気持ちの動き方に気づいていくこともあります。
カウンセリングは「うまく話す場所」ではなく、「安心して整理できる時間」と考えていただくと分かりやすいかもしれません。
→ カウンセリングによる変化や効果についてはこちら
→ カウンセリングの流れについてはこちら
札幌でカウンセリングをお考えの方へ
初めてのカウンセリングは不安もあると思いますが、特別な準備は必要ありません。今感じていることを、そのままお話しいただければ大丈夫です。
札幌心の相談センターは、1995年の開設以来、札幌で多くの方の相談をお受けしてきました。初回のご相談では、精神保健福祉士の国家資格を持つ代表カウンセラーが、状況をうかがいながら丁寧に対応しています。「どんなことを話せばいいかわからない」「うまく話せるか不安」という状態でも、まずはご相談ください。
札幌市内や近郊から来られる方が中心ですが、これまでには小樽、千歳、苫小牧、旭川方面をはじめ、北海道内の各地から来談された方もいらっしゃいます。最初は道中のことや、その日の出来事など、身近な話題から少しずつお話しされる方もなかにはいらっしゃいます。かしこまって話し始める必要はありません。
「うまく話せるかどうか」よりも、「安心して話せるかどうか」が大切です。言葉にしにくいことや、まだ整理できていない気持ちも、そのままお話しいただいて構いません。
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